⑥食べても吸収されない!?消化吸収は酵素と乳酸菌がカギ!?

酵素に興味をもったのはプロテインを飲むとお腹の調子が悪くなることがあり、調べてみると乳糖不耐症でした。

消化酵素が足りない!?

日本人はプロテインに含まれる乳頭(ラクトース)を分解する消化酵素ラクターゼの産生される量が少ないため、濃縮処理されたホエイプロテイン(WPC)を完全に消化吸収することができません。
【補足】>プロテインの乳糖不耐症とは
そして、酵素は加齢するに連れて減り続けるため補給は欠かせないのですが、その事実があまり知られていません。

消化できない栄養素は乳頭(ラクトース)だけではない

タンパク質の一種である乳頭(ラクトース)を消化吸収できない人を乳糖不耐症と言いますが、消化酵素の不足はタンパク質に限ったことではありません。
人により消化酵素の量は異なるため、同じ食事量とバランスでも栄養素の吸収量は体内で変わり、本来は必要な量の栄養素なので頑張って食べても、消化吸収できなければ体には負担でしかありません。
これが体質と言われるものの正体の一つです。
【参考】>乳糖不耐症とは

酵素と乳酸菌の違い

酵素はタンパク質の一種で3000種類以上の存在が確認され、それぞれの働きによって分類されます。
①食べ物を消化する消化酵素
②消化酵素によって分解された成分をエネルギーに変えて各所に届ける代謝酵素
③摂取した食品から得られ、消化酵素と同じ働きをする食物酵素

ヨーグルトから摂取されることで有名な乳酸菌は細菌の一種で、生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状に対して名付けられたもの。
乳酸菌は
腸には100~500種類以上、重さに換算すると約1kgの存在が確認されています。
乳酸菌も酵素と同様に腸内環境を整えてくれるのですが、善玉菌、悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌などにも分類されます。
発酵によって糖類から多量の乳酸を産生し、かつ悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものが一般に乳酸菌と呼ばれます。(Wikipediaより一部引用)
乳酸菌が作り出す乳酸や酢酸が大腸を刺激して、排便を促すと言われています。

痩せ型体型の人は酵素や乳酸菌の不足で栄養素の吸収率が少ない!?

痩せ型、肥満型など極端な体型の人の多くに共通する可能性は、特定の栄養素に対する消化酵素の不足です。
バランス良く食べているつもりでも特定の消化酵素が足りないために、吸収される栄養素が偏ることがあります。
結果として偏食となり、体型に出ることがあるのです。
また食べたものが吸収できないために消化不良で体に悪いものとして排泄されることにもなります。
【参考】>通信検査で自分の体質を知る

酵素を補給する方法

これら対応策は、自分に不足する消化酵素とその酵素を含む食物を特定し食べることですが、現実的ではありません。
消化酵素の種類は数千種類あると言われるため、自分に効果のある酵素のサプリメントを探すことが最も現実的な解決策です。
酵素のサプリメントも種類が様々あるため、自分の体に合ったサプリメントを探すことになります。
【参考】>酵素ドリンクやサプリメント

免疫システムにも影響する

自発的体温の上昇により免疫システムの向上が注目され始めて久しいですが、体温の上昇以外にも腸内環境を改善することで免疫システムも向上することが確認されています。
そのため腸内環境はボディデザインだけではなく体質そのものに影響するのです。
【補足】>代謝を上げると、もっと健康になる!(Amazon)
※自発的体温の上昇とは厚着をして無理やり体温を上げることではなく、運動や規則正しい生活で体温を上昇させることです。

アスリートにこそ重要な酵素!?
酵素の補給が重要だと知らなかったので衝撃を受けました。どんなにハードなトレーニングに耐えても、栄養管理をどんなに綿密に行っても、酵素を補給しなければ全く吸収されることすら無い栄養素があるのです。それは個人によって異なり調べなければ分かりません。もし資金に余裕があるのであれば、上記などの有名所から自分に足りない酵素を補給してみると良いでしょう。

ここまで整えてからが栄養の本だと思う

ここまでで時間栄養学と三大栄養素、そして酵素や乳酸菌についてお話しましたが、これからの食事や十大栄養素の調整は専門の本を頼るべきだと思います。
一般の書物やインターネットでは酵素や乳酸菌を軽視していますが、栄養素を摂取しても吸収されなければ意味がありません。
そのため三大栄養素と同等に重要であり、十大栄養素よりも前に整えるべきだと考えています。

一度にメニューを変えようとせず、本を参考にしながら一品ずつ変化させると良いでしょう。
可能なことから、可能なことだけでも変えてみましょう。
【参考】>食事の本