②コンディショニングは使い分けが必要!?普段と試合前のコンディショニングとは
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例えば部活をやっている人で、常に試合前の状態にコンディションをキープすることが一流だと思っている人は多いのではないでしょうか?

コンディションは常に変化する!?勘違いされたコンディショニングとは

プロの中でもトップの選手はそうなのかもしれませんが、一般的にコンディションは常に一定の値を示すわけではないため、主に普段と試合前のコンディショニングは分けて考えるべきなのです。

試合前のコンディショニング

具体的には次の練習や試合に向けて「能力を最大限発揮する為に、心身の状態を回復・調整する事」 になります。
例えば体組成で言えば、体脂肪率も試合前だけ低い状態に整えたりします。
また試合前から一週間の食生活で炭水化物の量をコントロールして回復を促し、試合に向けてカーボローディング法などをすることもあります。
【参考】カーボローディング法(食事)

普段のコンディショニング

どれほど練習をしても試合で発揮されなければ意味はありませんが、試合前だけコンディショニングをしても意味がありません。
常に自分の回復能力以上に疲れたオーバーワーク状態で練習しても、疲労により本来のパフォーマンスが発揮できないため、練習のレベルの設定が正しく設定できない悪循環に陥ります。
普段から正しいコンディショニングを実践できなければ、練習は身につかないのです。

試合前は、試合で最高の競技パフォーマンスを発揮するためのコンディショニング。
普段は、競技パフォーマンスのレベルを上げるためのコンディショニングが必要となります。

部活やクラブチームでは練習が共通!?手を抜くこともコンディショニングの一つ!

専門的な指導者の居ない学校の部活やクラブチームでは、全員の練習が共通していることが多々あるかと思います。
また運動強度は低いままで体力を消耗するだけの練習メニューが多く、瞬発系の競技にも関わらず持久力系の練習メニューになっているのです。
もちろんそこで個人がこっそり手を抜き運動強度を調整することもコンディショニングの一つだと知る必要もあります。
練習メニューを組む人は、選手各自がある程度変更できるような幅をもたせると良いでしょう。
【参考】部活のトレーニングメニューの組み方

コンディショニング研究室のテーマとは

今回のテーマであるコンディショニングでは「自分のコンディショニング方法を身につける」を目標に、正しいコンディショニング方法を知っていただきたいと思います。