小学生(高学年)から中学生までは筋トレが成長の阻害や怪我の元と言われていますが、筋トレは行わない方が良いのでしょうか?

筋トレは成長の阻害にもなりかねない!?

成長期の筋力トレーニングが避けられる理由

成長期の筋トレが成長の阻害になると言われる理由が大きく2つあります。

まずは①栄養管理の問題。
炭水化物やタンパク質の吸収量は一日でも限界があり、プロテインなどのサプリメントでも補いきれません。
そのため、筋トレをすると本来骨などに使われるはずのタンパク質が筋肉に使われてしまうため、結果として成長の阻害になると考えられます。

また②怪我の元と言われます。
骨が伸びるため、柔らかい骨芽細胞の占める割合が多く、腱や靭帯(じんたい)も安定していません。
そのため成長期はTr.に限らず怪我をし易い状態で、ホルモンバランスも整わないために急に足がつることもしばしばあります。
部活などで全体管理を徹底するためには、危険な筋力Tr.は避ける方向になっているのです。

筋トレの準備期間には最適

成長を阻害しかねないと書きましたが、筋力系のゴールデンエイジである16歳以降に正しい筋トレを行うためにも準備期間にしましょう。
当サイトでも様々なフィジカルトレーニングや筋トレを紹介していますが、どの様なトレーニングであっても最初に覚えるべきは筋トレの姿勢です。

トレーニング指導をしていると、最初にトレーニング姿勢の指導に多くの時間がさかれます。
そのためトレーニングが効果的になるまで時間が掛かります。

16歳までに正しいフォームを習得しておくと良いでしょう。

全ては姿勢で効果が変わる

筋トレで例えると、マシントレーニングは動作が限定され正しいトレーニング姿勢が作りやすいため、本来は「マシン>フリーウェイト(自重>バーベル>ダンベル)」の順番に覚えていくべきです。
しかし一般的にマシントレーニングは環境が整わないために、姿勢の難しいフリーウェイトトレーニングから始めることになります。
筋トレはトレーニング姿勢が正しくないと効果が出にくいため、どの筋トレでも正しい姿勢から覚えることになります。

筋トレには一般的な挙上動作のある筋トレ、静止状態を保つスタビライゼーショントレーニング、と様々あるので、その正しい姿勢を覚えることから始めましょう。

当研究室でも参考動画を作成しておりますので、よろしければご利用下さい。
Youtubeエクササイズ動画

スロートレーニングで負荷を上げる

16歳までの成長期にある年齢層が安全に筋トレをする方法を考えます。スロートレーニングは1レップをゆっくりと時間を掛けて行う筋トレ方法のこと。アメリカンフットボールでは1995年でもシーズン中における筋トレ方法として既に主流となっていました。

自重トレーニングでのスロートレーニングであれば途中での中断も簡単かつ安全に行うことができるため、成長期の筋力Tr.には最適と言えます。

おすすめの筋トレ

この時期までに習得しておきたい筋トレは自重トレーニングで、アウターマッスルだけではなくインナーマッスルにも意識を向けましょう。
また間違って体幹トレーニングとして広まったスタビライゼーショントレーニングや、運動能力を格段に向上させるコアトレーニングもおすすめです。

補強トレーニングで全身を鍛える

部活などを始めていれば特定の部位や筋肉ばかりを使うことになりますが、それこそパフォーマンスが上がらない原因であり怪我の元。
補強トレーニングにより全身をバランス良く鍛えることで、神経系のTr.やフィジカルTr.のゴールデンエイジに向けた準備にもなります。
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