分野がスポーツ医学だけあって、内容はかなり難しめのもの。ただ全てを理解しようとせずにトレーニング方法と要点だけ重点的に読むことで、練習内容が劇的に変えられる可能性があります。スポーツ医学と言っても、理系で大学受験以降の人であれば何となくでも理解できると思います。読むと今までのスポーツトレーニングのイメージがガラッと変わる本である。

読む方のお薦めの対象は、全ての競技者。

乳酸を活かしたスポーツトレーニング

  本書では「乳酸」と言うものが、運動や競技の場面でどのように使われ、またそのことが運動や競技にどのように影響しているのかを中心にお話します。
乳酸と言うと「酸素不足による疲労物質」と言うような理解の方が多いと思います。本書では「乳酸は糖から出来る」と言う観点から説明しています。
乳酸の「酸素不足による疲労物質」とは別の観点から離れた乳酸の姿を理解することで、運動、競技の向上に役立てればと考えているそうです。

素人である私には「通説があたかも間違いである」と言うぐらいに役に立ったと思います。
乳酸を役立てた最大酸素摂取量の向上になりました。

右側が改訂版なのでオススメ。

エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング

 すべての運動は有酸素運動である。
試合の途中でバテないために、必要なトレーニングとは何か。クレアチンリン酸が運動の決め手ではないか。ダイエットに有効な運動は何か。新たな見方で運動を考える。
無酸素運動なんてあり得ない。
20分運動しなくても、脂肪は使われているのですか?マラソンで、スパートについていける選手といけない選手の違いは?
運動時に体内がどうなっているのかを、運動生理生化学的に考える。理論的な背景を、実際の運動や競技に即して考える。