①体内時計と自律神経の関係
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体内時計がずれる原因は夜更かしや不規則な生活だけではなく、体内時計の周期が1日25時間だからです。毎日自然とずれる体内時計のリセットはどれほど効果的なのでしょうか。

ズレる体内時計は睡眠だけではなく体質にも影響する

本来体温は昼にかけて高くなり夜は下がるのですが、体内時計がズレると1日の正しい体温管理ができなくなります。
その結果しっかり寝たつもりなのに朝起きてからも眠く日中の体温が低いままになり、昼間になっても頭は冴えないままなど体全体が正しく機能しません。

体全体の能力が低下したまま毎日を気だるく過ごした結果、体質にまで影響を及ぼすこともあるのです。

交感神経と副交感神経の切り替えができないと思わぬ影響が

体の管理は交感神経と副交感神経が行い、起きている時は交感神経が、寝ている時は副交感神経が優位になります。
日中の体温管理が機能しなくなる理由は、この二つの交感神経の優位性がはっきりしないためです。

食事の悪循環は体質にも影響する

朝食が食べられないと代わりに夕食や寝る前に大量に食べる習慣になり、その習慣は睡眠を浅くします。
腸内に長期滞在した未消化物は腸内環境を悪化させ、朝食が食べれなくなります。
朝食を食べないと朝からエネルギーが枯渇し、筋肉を分解して糖の代わりにします。
その結果筋肉は減少し、脂肪が燃えにくく付きやすい環境、つまり太りやすい体質になるのです。

体内時計のリセットは日常生活からあらわれる

朝はエネルギーが枯渇した飢餓状態のため、朝食で炭水化物を補給すると、糖とエネルギーの貯蓄である脂肪も燃やしだされます。
エネルギーの供給は集中力を増し、仕事や勉強での作業効率も改善されるなど日常生活から効果が出ます。

体内時計のリセットで本来の体質に戻す

筋肉量が減ると太りやすい体質になるのですが、これは生活習慣による後天的な要因です。
遺伝と決めつけていた体質も体内時計をリセットすると一つ戻ります。
体質を悪化させていた生活習慣を改善し、理想的な体調管理を行いましょう。

体脂肪が筋肉に変わる!?筋肉がつきやすい環境とは

筋トレ中に体内の糖が枯渇すると筋肉を分解してエネルギーの代わりにします。
エネルギーが枯渇した状態での筋トレでは筋肉が分解されてしまうのですが、脂肪が燃えやすい環境では分解されにくく付きやすい状態とも言えるのです。
痩せている人よりも太っている人の方が筋肉が付きやすいのはこのためで、筋肉量を増やすためにわざと太る時期を作る人もいるほどです。

脂肪の燃焼はスポーツパフォーマンスを上げる

体内時計が整うと日常生活では体が軽くなり、スポーツパフォーマンスも想像以上に変わります。
スポーツでパフォーマンスを上げるためには脂肪が燃焼しやすい環境を整えることが重要で、体内時計のリセットはコンディショニングとして非常に重要だったのです。