
マシントレーニングとフリーウェイトトレーニングでは何が異なるのでしょう。それぞれの良さを活かせるように意識してみましょう。
マシントレーニングとフリーウェイトトレーニングの違いは自由度にある
フリーウェイトと言うと重さを自由に変えられると勘違いしがちですが、固定されていない状態を指しています。マシントレーニングでは動きが制限されているため、フリーウェイトトレーニングと比較されることが多くあるのです。
マシントレーニングとは
マシントレーニングでは姿勢が固定されているために正しいトレーニング姿勢を作りやすく、トレーニング部位へ刺激を入れやすくなっています。
左右の対称性も意識しやすく、フリーウェイトで崩れがちな筋力バランスを整えるためにもうってつけと言えます。
また可能な限り事故が起きないように安全設計されています。
フリーウェイトトレーニングとは
フリーウェイトトレーニングのフリーとは重量のことではなく「固定されていない姿勢」の意味で、自分自身の筋肉でトレーニング姿勢を維持しなければなりません。
そのためトレーニング姿勢を維持できるようになるまでは、効果的な筋トレができないことが多々あります。
またフリーウェイトトレーニングでは事故が多発し、特にベンチプレスでは死亡事故が現在でも報告されています。
ほぼ全てのトレーニングはフリーウェイトトレーニング
固定されていないものをフリーウェイトトレーニングと言うため、ウェイトトレーニングでマシントレーニング以外のほぼ全てはフリーウェイトトレーニングに属すことになります。
自重トレーニング、スタビライゼーション(体幹)トレーニング、セラチューブトレーニング、バーベル、ダンベル…など全てがフリーウェイトトレーニングに属します。
【参考】Youtubeでエクササイズ
マシンもフリーも良さは異なる
マシントレーニングは体が固定されているために安全かつトレーニング姿勢を作りやすく、また疲労が溜まっている状態でも特定の部位へ刺激を入れやすいため追い込みにも使うことが出来ます。
フリーウェイトトレーニングはトレーニング姿勢を維持するために様々な筋肉を使用するため、トレーニング部位以外のトレーニングにも活用でき、マシントレーニングよりは連動性を習得することが出来ます。
全てはトレーニング姿勢を覚えてから
体の固定にかかわらず、全ての種目では正しいトレーニング姿勢を覚えることから始まります。
そのため動作が制限されているマシントレーニングから開始するとトレーニングのコツを習得しやすく、ある程度筋力がましたところでフリーウェイトトレーニングを取り入れると正しい姿勢が分かると言った具合です。
“マシントレーニングとフリーウェイトトレーニングとは” への1件のフィードバック