「フィジカルトレーニング=筋トレ」と思う人は多いのですが、フィジカルトレーニングには実際は様々な種類が存在します。

フィジカルトレーニングと筋トレの関係

まずフィジカル(physical)の意味で、以下の3番に該当します。

フィジカルトレーニング
  1. 物質に関するさま。
  2. 物理的。物理学的。
    「―な力」「―サイエンス」
  3. 肉体的。身体的。
    「―な関係」「―トレーニング」

フィジカルトレーニングとは意味通り「肉体的・身体的トレーニング」のことで、競技トレーニングまで含めます。
競技のレベルを上げるために行う肉体的トレーニングがフィジカルトレーニングであり、その一部として筋トレが存在します。
本来筋トレの直訳は”strength training”らしく、英語を訳した本を見ると必ずストレングストレーニングとなっています。

競技とフィジカルトレーニングの具体例

まず筋トレでも「速筋・遅筋・中間筋(ピンク筋)」と競技により適した筋肉の種類があり、ここに競技性が強く出ます。
短距離や重量挙げでは速筋、マラソンでは遅筋、サッカーやバスケットでは中間筋といった具合です。ちなみに私ビリーは全身チキン。

この筋肉の種類により挙上重量や回数、セット数が変わり、速筋のためには最大筋力と筋肥大、遅筋では筋持久力を求めます。

単純競技とフィジカルトレーニング

単純競技とは複数の動きが少ない運動のことで、100m走やマラソンなどが該当します。道具の仕様や様々な運動要素のある複合競技とは異なり、一つの動作が結果に大きな影響を与えます。

短距離競技

速筋を鍛えたければ筋トレにより最大筋力を上げ、その筋力で敏捷性を別にトレーニングする必要があります。
例えばラダー、ハードル、ステップなどのトレーニングです。
ジムトレーナーをしていると、筋トレでも敏捷性をつけようと恐ろしい勢いでガッチャンガッチャン行う人がいますが、怪我の元になります。

長距離競技

持久力トレーニングはただ長距離を走る有酸素トレーニングだけではなく、心拍数を考えた心肺機能の向上、さらには長距離トレーニングでマンネリ化した筋肉に刺激を与えるための筋力トレーニングが必要になります。
レベルが上がると筋トレも弊害になることがあるらしく、可能な限り自重での筋トレやごく軽いダンベルや鉄アレイなどで行うことが多いようです。

複合競技とフィジカルトレーニング

複合的な筋力は瞬発力と持久力のトレーニングを別に行い、さらに敏捷性を上げるためのトレーニングを必要とします。
これら複合的な筋力を筋トレだけから得ようとすると怪我につながりますが、知らない人が未だ多いことが現実です。

この様に競技要素を分析し、筋トレとフィジカルトレーニングを実践することがパフォーマンスアップに繋がります。