殆どのスポーツにおいてスピードは必要不可欠です。
スピードを分析するために、3種類に分析し、スピードを身に付けるためのトレーニングを研究します。
スピードの種類とは
スピードにも種類があり具体的には、
①Speed-トップスピード
②Agility-機敏さ
③Quickness-俊敏さ
の3つを上げることが出来ます。
※日本語では②、③の差が出てこない。
①トップスピードは最大筋量に依存するため、
求めるのであれば筋力トレーニングが重要になります。
最大筋量を求めるトレーニングはアウターマッスルなど一般的な筋トレ。
②細かく体を動かす速さに必要なものは最大筋量ですが、
筋力を細かく動かしバランスを取るためにはアウターマッスルに加え、
インナーマッスルのトレーニングも重要になります。
常に力の入った状態では素早い反応ができないので、
体をひるがえすなどの能力には脱力も大きく関わります。
③動作の最適化という言葉が相応しいでしょう。
スタートの瞬間など、無駄な動作を省き、
最小限の動きで最大限のスピードを生み出せるような動作です。
反復練習により、フォームを確認することで練習します。
<競技におけるスピードを分析をする>
実際に短距離走などを分析してみましょう。
①スピードの合図に対する反応スピード
②スタートから30m前後までの加速(ダッシュ)スピード
③加速後の最大(トップ)スピード
(④トップスピードを維持する維持能力(スピードの持久性))
※④は持久力であるために括弧をつけました。
⑤その他競技におけるスピード
左右に動くスピード、ターンするスピード・・・
など様々なスピードがあり、実際には連動して行われます。
単純なスピード練習から各競技におけるスピード練習は、競技の要素をしっかりと見分けそれぞれをトレーニングすることで発揮されます。
まずは各競技におけるスピードがどのようなものか、上記などを割合で見ましょう。
見分けることが競技練習・フィジカルトレーニングの割合へと影響します。