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体幹トレーニングを研究する中で、『本来「体幹トレーニングは部位を鍛える名称」であり、スタビライゼーショントレーニングと誤認されている』ことを始め、このドデカイ部位を一部位と考えてトレーニングして良いのだろうかと思うようになりました。

体幹の中で部位を分ける

体幹にある肩甲骨周り、体軸、コア(骨盤まわり)などは定義も曖昧で、見るものにより全く異なる解釈。
そもそも定義は、「定義することで一貫して上手く説明が出来たり、普遍して使用できる(一般解として用いることが出来る)もの」である必用がある。
しかし、そのサイトや本の中でも一貫性は特になく、定義する意味もないものばかり。

それぞれを明確にする

そもそも体幹は部位の名称なんだから…と考えると、肩甲骨周り、コアは部位だとすぐに分かる。
じゃあ体軸ってなんだと調べると、最も曖昧であった。
コアは「中心、核」と言う意味があり、最も多く見られる体軸の「背骨とその周囲」という意味も含んでいた。
「中心、核」と言う意味では含むべきだとは思うが、何かを説明する時にコアの意味が曖昧になるし、体軸とは分けて考えられた方が良い。
そこで”取り敢えず”コアと体軸を分けて考え、体軸を部位として考えてみることにした。

仮定したまま色々考えてみた

野球をやっていたので「肩甲骨周りのTr.」や運動一般的常識として「コアのTr.」は知っていた。
じゃあ「体軸を部位と考えてTr.するには?」と考え、コアトレ1コアトレ 2 をパラパラ程度に見ると、背骨まわりのTr.が目についた。(他にもいっぱいあるのかもしれないが…)
「うーん。」と、うなりながら
「①背骨まわりを鍛えるには、姿勢を矯正する必用がある。
②姿勢を正しく維持するには腹筋(腹横筋、腹斜筋)が重要である。」
と思って腹筋断面図を見ると、背骨と背骨まわりは確かに軸であるのはわかっていたが、『腹横筋も背骨を中心とした軸である』と気づいた。

体軸は部位であり二重軸だと考えた

体軸は、「背骨を中心に①背骨まわりの細かい筋肉と背筋の作る小軸と、②腹筋が作る大軸」であり、腹筋部を体幹の中部と考えると部位としても充分成り立つのだ。(当社比)
コアと体軸を分けて考えたことで、全てうまく説明できたのだった。
こうして『①上・肩甲骨周り、②中・体軸、③下・コア』と三つに分けることにしたのだった。