
一方で運動(エクササイズ)をすれば脂肪が筋肉に変わり、そして筋肉が増えれば基礎代謝が上がるはずです。確かに筋肉の増加で基礎代謝量は増えますが、2001年にコロンビア大学が割り出した数値によると、1パウンド(約0.45キログラム)の筋肉は1日に6キロカロリー、1パウンドの脂肪は1日に2キロカロリーを基礎代謝として消費します。
ただの運動はダイエットに不向きだが…
頑張って10パウンド(約4.5キログラム)の脂肪を筋肉に変えたとしても、1日の基礎代謝量は40キロカロリー(バター小さじ一杯分)しか増えません。
それでは、運動にメリットは全くないのでしょうか?
勿論そんなことはありません。
運動をすると心臓が強くなったり、ガンや糖尿病などの様々な病気にかかりにくくなったり、精神的なストレスも解消されたりと、運動がもたらす健康効果は非常に大きいのです。
ただ運動は「体重を減らすことに向いていない」というだけなのです。
まず気をつけるべきは食事内容と量
では、体重を減らすのにはどうしたらいいのでしょうか?
TIMEによると、何を食べるかに気を遣いなさいとのことです。
そりゃそうだとは思いますが…
ただのカロリー消費が目的なだけの運動であれば、それはダイエットには不向きかもしれません。
しかし運動にも様々な種類があり、それぞれの効果の副産物としてカロリー消費をすれば一石二鳥だとは思いませんか?
スタイルの改善に効果がある運動がある
これまで「ダイエットに運動は効果が無い」と書いてきましたが、TCDの目指すものはダイエットではなくスタイルの改善です。
肥満状態にある人がスタイルの改善を目指せばダイエットもメニューに含まれるだけで、TCDの運動はただカロリーを消費するだけの運動ではありません。
筋肉を増やし、スタイル(骨格)を改善し、動ける筋肉を作るものばかりを集めました。
前半では基礎代謝量の増加により1日でのカロリー消費の変化量を書いたが、長期間で考えれば消費量が増え続けるのです。
ものは考えようで「1日の基礎代謝量が40kcal」増えたら、「10日でのカロリー消費量は4000kcal」増えるのです。
そこで趣味の(?)運動を加えればとんでもない量のカロリーが消費されることになるのです。
(運動が趣味になること前提w)
TCDの効果はスタイルの改善だけじゃない
TCDは「動ける体作り」なので、カロリーを消費するために体を動かすのではなく、パフォーマンスの向上も楽しめます。
繰り返せばさらにスタイルが改善され、肥満状態の人はダイエット効果も促進されます。
まさに一切無駄の無い設計です。
ビリーがあなただけにそっと教える!
トータルコンディショニングで行う
【ボディデザイン講座】
当講座ではボディデザインやダイエット、スポーツにおける体作りの方法を学習します。
誰もが間違いやすい点や、効果を引き出すための知識を順序良くまとめられたと思います。
今までは遺伝で済まされていた体質や改善すべき点をスポーツトレーニングのコンディショニングに沿って具体的に解説します。
特別なことよりも「時間帯や順番を変えるだけで効果が上がる」など、衝撃を受ける内容がその他幾つもあるでしょう。
よく「ボディデザインは栄養管理8、エクササイズ2」と言われますが、講座では「よく耳にする難しい栄養学」ではなく『時間栄養学』に着目します。エクササイズはボディデザインに有効な形式でまとめてありますので、Youtubeの見本動画を見ながら実践してください。 追記と更新を重ね、より良い『パーソナルトレーニング』になるよう努力しますのでよろしくお願いします。