⑥開催の危惧されたWC南アフリカ大会の標高 更新日:2021年3月25日 公開日:2014年5月24日 無回転シュート(ブレ球)を科学する ドイツ大会に比べてボールが変化しなくなる理由はまだ残っていた。 ボールを変化させるには空気抵抗が必要 南アフリカ大会は他のワールドカップと大きく異なり、会場の半数が標高1000mを超える高地だったのだ。 本来運動をするに […] 続きを読む
⑤さらなる改良が加えられた南アフリカ大会”公式球” 更新日:2022年12月18日 公開日:2014年5月17日 無回転シュート(ブレ球)を科学する 前回ドイツ大会での反省を踏まえ、南アフリカ大会ではさらなる改良がボールに施された。その名もブブゼラジャブラニと言い、非常にうるさかった技術の粋を集めたはずが、皮肉にも扱いにくい特殊なボールとなってしまった。 2010年 […] 続きを読む
④ボール表面の加工が流体に及ぼす影響とドイツ大会 更新日:2021年3月25日 公開日:2014年5月10日 無回転シュート(ブレ球)を科学する ボールの縫い目や表面の凹凸により空気抵抗が変わる カルマン渦は波の一種であり、これら渦が大きければ大きいほど騒音も大きいことになってたと思う。(忘れたんだけどね…) 音波を考えた場合、単純に一つの波が大きけれ […] 続きを読む
③「カルマン渦の脱離」が及ぼす影響 更新日:2022年12月18日 公開日:2014年5月3日 無回転シュート(ブレ球)を科学する 物体の後ろにできる渦は、一様な流体中であろうと正確な物体であろうとすぐには安定しない。(当然ながら成長の過程に時間がいる。) 不安定なカルマン渦 安定と言っても規則的になるだけで時間がかかる。 その為、少しでも風がある空 […] 続きを読む