ビギナー向け!サッカーの戦術ブログ

サッカー日本代表がW杯ベスト8の壁を打ち破る為の戦術(タクティクス)をビギナー(初心者)でも分かるように分析します!土曜日の19時更新目標!

MENU

⑭なでしこジャパン 佐々木則夫監督

※ 当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれる場合があります。

【ads by google】

 2015年7月現在、女子サッカーW杯でなでしこジャパンが体の二回り以上大きい相手に対し、戦術を駆使して勝ち進んでいる。

なでしこジャパンの戦術を分析してみよう。

戦術を駆使して勝ち進む「なでしこジャパン

 なでしこジャパンの特徴は男子のスペイン代表やグアルディオラ監督時代のバルセロナのようなポゼッションとパスサッカーに加え、出せる時は長いパスも多用し、敵DFラインの裏のスペースへも走りこませる。

日本人らしい戦術の完成

 これは日本人の特徴にあった「日本人らしい戦術」に加え、選択肢を幅広く使うトータルフットボールを体現しているのだ。
トータルフットボールに日本人らしさを加えたと言った方が正確だろうか。

すでに完成レベル

 世界各国にも対策を立てられる程の完成度であり、戦術で迷う男子は「なでしこジャパン」を真似すれば良いだけに思うのは自分だけだろうか。

スペイン代表との違い

 前半で書いた通り、なでしこの戦術はボール保持をベースにしたトータルフットボールなのだが、スペイン代表やバルセロナとはもう少し違う点がある。

なでしこジャパンの組織戦術

スペイン代表は欧州なだけあって日本人よりも体格は良く、ボールタッチの技術も桁外れである。
その技術が無い代わりになでしこジャパンは人数をかけて走り全体でボールを保持しているのだが、戦術には大会との相性がある。

選手層の厚さ

 戦術と走行距離の関係からできれば交代を多用したかったのだが、接戦が続き交代により試合のバランスを崩す恐れからか、タイミングが掴めなかったようだ。

W杯直前に完成された戦術

偶然良い時しか見ていなかったので「いつも通りだな」と思ったのだが、なでしこジャパンは大会直前まで選手間で戦術の噛み合いがつかず負けることが多かったそうだ。

交代戦術は機能しなかった

W杯のスタメンが決まるとようやく戦術が噛み合い出したぐらいで、選手層の薄さも交代をしなかった大きな要因の一つなのだろう。