かつてはビリーもサッカー選手を目指していたが、あえなく失墜。
プロになんてなれもせず、最近はサッカーとは疎遠になりフットサルをたまにする程度。
さらに加齢により右太ももで肉離れを起こし、最近は歩くこともまともにできない日々。

自然とサッカーへの興味も薄れ、TVで観戦することも無くなっていました。

日本代表 対 アメリカ代表 戦を振り返る

ビリーも呼ばれるのではないかと自宅で正座をしてスタンバイしていた(嘘)のだが招集もなく、今日という日が来てしまった。
「いつも通りパッとしない試合展開なのか」と思っていたがそんなことはなかった。

久しぶりに日本代表のサッカーを見たのだが、本当に日本代表なのかと疑うほどの試合展開で、「ここ数年でこんなにもスペクタクルなサッカーを見たことがない」というほどの出来であった。

ちなみにスペクタクルの意味は分からないが、中田英寿氏や小野伸二氏の黄金世代がドイツを圧倒した試合以来の衝撃だった。

日本代表選手が見違えた!?進化した日本代表の新しいカタチ

まず驚いたのはフィジカルの第一印象だ。

あのフィジカル先進国のアメリカに全く見劣りしていない。
見劣りどころか日本人の方が強くて速く、大きくすら感じた。

その結果攻守両面で当たり負けすることが無く、さらに激しいアタックでカードを貰うんじゃないかと見ている方がビクビクしてしまった。
実際のWCでこのままの戦い方をしていたのなら恐らく相手側がカードを貰いに来るとは思うが、日本代表がここまでになったのかと正直驚いた。

ディフェンス面

ボールを奪われると近くの2~3人がまずプレッシャーをすぐに掛け、あわよくば前すらも向かせない。
さらに一見するとファールとも言えないほど激しいアタックでボールを奪う。

まるでその様はオフト監督が日本に持ち込んだゾーンディフェンスの再来か!?と思うほどで、最近で例えると前回WC杯ぐらいからブラジル代表が行っていた戦術だ。
ビリーは日本も何故やらないのかと思っていたのだが、ここに来てようやく始めた印象である。

強いて言うのであれば、ゾーンプレスに合わせて全体の上下と拡大縮小がもう少し連動していれば全体で機能するのではないかと思う。
しかしオフサイドのルール変更が影響しているのか、全体のDFの連動性はまだ様子見をしているように見えた。

そこにはヨーロッパで輝く海外選手たちが躍動し、各チームで研鑽してきた甲斐があったと言えるだろう。
恐らく日本サッカー協会が目指していた激しさはこれを目標に掲げていたわけであって、審判の誤審につながっていた判定も無駄ではなかった形と言えるはず。

オフェンス面

称賛するべき点はまだまだある。

ビリーの掲げる第一目標は「奪取、展開、速攻(要するにカウンター)」なのだが、23日のアメリカ戦では通称岡ちゃんである岡田監督が目標としていた「接近、展開、連続」のイメージがあった。

あの頃はスペイン代表の真似をしてポゼッションサッカーを掲げていたため、一番後ろのラインでひたすらボールを回す意味不明な戦術であった。
そのせいでゴール前でもパスをひたすら回し、他国の解説に「日本はWCに何をしに来たんだ?」と言われていた記憶がある。
あの当時のメンバーの中に監督の指示を無視し、周りにわざと速攻を出させないような指示を出している選手が居たような気さえした。
ちなみに本田選手ではない。

今回は確かにボール回しはあったが、以前ほどボールを下げすぎない強引さも感じられ、足りないのは最後のシュートだけだろうか。
無駄なシュートは相手にボールを渡すだけの行為と同じであり、恐らくカウンターを喰らわないために無駄なシュートは打たないことにしているのだろうが、思い切りが足りないように感じたことは否めない。

(続く)