乳酸が『疲労物質』という勘違い

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 昨今は減りつつありますが、2013年11月28日現在未だに「疲労物質」だという人がいます。

「乳酸が多く作られると筋の内部が酸性になる」ということから疲労物質と言っているのですが、果たして本当でしょうか。

疲労物質とは

 「乳酸は『酸』なので血液中に溜まると血液が酸性に傾き筋肉の動きを阻害する」という考えから、疲労物質とは疲れの原因となる物質を指す様です。

乳酸が疲労物質ではない

 体には乳酸の酸を中和させる働きが多く、多くの乳酸は中和されて塩(えん)と言う状態で存在します。

そのため、間違って広まった体内を傷つける疲労物質ではありません。

 ※塩とは「酸の陰イオン」と「塩基の陽イオン」がくっついたもの。

 そもそもと言うエネルギー源を分解すると、エネルギーとATPと乳酸が出ます。

さらにATPと乳酸はエネルギーを取り出されながら分解され続け、最終的に「水と二酸化炭素」になります。

つまり「エネルギー源が分解されて細かいエネルギー源になった」のです。

エネルギーを燃やすには酸素が必要なので、酸素が不足すると血中に残るというだけだったのです。

本当の乳酸は

 簡単に言うと血液中にある「乳酸」は、エネルギーを燃焼させる上で酸素と結合して水と二酸化炭素へ分解されます。

ところが酸素の供給不足になるとエネルギーを燃やせずに乳酸が余ります。

そこで血中に余ったものが乳酸なので疲労物質と勘違いしたようです。

エネルギー源を分解するには別のエネルギーが必要になるため、既に分解されているエネルギーを使った方が加えるエネルギーが少量で済むため、運動状態でなくても酸素が供給されれば自動的に優先されて分解されます。

 乳酸は決して疲労物質ではなく、酸素不足によるエネルギーになりそこねの物質だったのです。

 参考乳酸を活かしたスポーツトレーニング
 乳酸・持久系の運動で浪費されるエネルギーを正しく理解するには上の本が参考になります。

分かる範囲で読むぶんには誰でも読めますが、ちょっと難しい本なので完全に理解するにはそれなりの学力が必要と思われます。

 乳酸を完全に疲労物質と勘違いしている人には絶対に読んで欲しい一冊。

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