睡眠の質が悪かったり睡眠時間が不足していたり、あるいは日中に睡眠をとる習慣があると金縛りになりやすいことが分かっています。

金縛りを避ける方法

 これは、睡眠の後半に多く現れるはずのレム睡眠が、寝ついてすぐに現れてしまうことと関係があります。

健常な人を睡眠中に強制的に目覚めさせた実験では、再び寝ついた時にレム睡眠が現れ、金縛りも同時に起こりました。

金縛りが起きやすい状態とは

 また、時差ボケのときに体内時計を急にリセットしようとすると、金縛りが起こることがあります。

眠るときの姿勢では、仰向け寝で起きやすくなります。

精神的ストレスが大きな原因とも考えられていますが、関係がなかったという報告もあります。

性格では、偏執的あるいは妄想的な性格傾向がある人に多いようです。

躁うつ病や精神安定剤の使用、夜間下肢こむらがえりとの関係があるという報告もあります。

金縛りの起こる頻度

 金縛りの回数が多く精神的な影響が大きい場合は、治療が必要です。

多くの場合、金縛りは超自然現象ではなく、科学的に説明できるメカニズムで起きることを理解すると、悩みが解消します。

寝室の環境を整えて生活の習慣を見直し、睡眠の質を良くしたり十分な睡眠時間を確保することも大切です。

治療薬としては、三環系抗うつ薬が処方されることがあります。