睡眠不足症候群とは、慢性的に睡眠が不足しているのに本人が気づかず、およそ3か月以上も深刻な眠気に悩んでいる状態。

睡眠不足症候群とは

 睡眠不足症候群とは、慢性的に睡眠が不足しているのに本人が気づかず、およそ3か月以上も深刻な眠気に悩んでいる状態。

「毎日6時間も眠っているのにまだ眠い」という人は睡眠不足症候群の危険性があります。

日本では慢性的に日中の強い眠気を訴えて医療機関を受診する人のうち、7%がこの病気と診断されていますが、本当の患者さんはこの数倍いると考えられています。

睡眠不足症候群の主な症状

 主な症状は夜間の睡眠不足とそれによる昼間の強い眠気ですが、睡眠不足を自覚していない場合、寝つきが悪いなどの不眠症状を訴えることもあります。

 時間に余裕がある週末や休暇のときは、普段より長い時間眠って自然に目覚めます。

睡眠不足のため脳の働きが低下して、強い疲労感や倦怠感、無気力、意欲低下、落ち着きのなさ、注意力散漫、協調性の欠如、攻撃性の高まりなどが見られます。

 また、食欲不振や胃腸障害、筋肉痛を訴えることもあります。

睡眠不足の状態が長く続くと、次第に不安が強くなりうつ状態になることもあります。

 思春期前の子どもの場合は、自分から眠気を訴えないことがあります。

そのような場合でも、不機嫌や注意力散漫、食欲不振など、眠気が原因と思われる行動異常が見られます。