サッカー協会の思惑とは別に、完全なる誤審により変わるものはチームの勝敗や順位だけではなく、Jリーグの方向性すらも変わってしまうのだ。

誤審の結果で変わるものとは

 この誤審により影響を受けるものを考えたことがあるだろうか。
もちろん得点に関与するプレーであれば試合の結果が変わる。
サッカー協会の思惑として「当たりに強い選手を育てたい」から前回の様な結論に達したわけだが、それは大きく言えば「日本サッカーのレベルを上げること」だ。
日本のサッカーレベルを上げる「方針の一つ」として、当たりに強い選手を育てたいのだ。
個のレベルが上がれば勿論レベルも上がるのだが、しかし、審判のファール判定基準を上げて影響を受けるのは、個人の当たりの強さだけではなかったのだ。

個と戦術の間

 そもそも日本のサッカーはブラジルに強い影響を受け、体の強さとボールタッチの技術を求めていた。
日本サッカーの歴史なんて知らないのでこういう書き方になるが、昔の映像を見ると「ボールをもったらドリブル」の連続で、組み立てを考える上でのパスらしいパスなんて全く感じなかった。
叩かれるのが嫌なのでいつの時代の映像かは書かないが、サッカー後進国と言われた理由を納得したのを覚えている。

トルシエジャパン

 確かそこに、2002年「日韓共催ワールドカップ」に向けた、つまりトルシエ時代から戦術が導入されたのだった。
かつて日本にはなかった動きが次々導入され、当初日本サッカー界には無かった「戦術」と言う言葉がようやく飛び交うようになった(気がした)。
(個人的には通訳のダバディとの逸話の方が好きなのだが…)
 トルシエを知らない人は来週までに読んでみよう。
 ・情熱(2001/12)
 ・トルシエ革命(2001/6)